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検査値はこう見る!
2025.12.13
肥満と脂肪細胞
病院などで、医師から「痩せなさい!」と叱られたことはありませんか?
「わかってるわよ、でも痩せないのよ!」と思っている方もいるとか、いないとか・・・
今回は、なぜ痩せる必要があるのか!を解説してまいります。
脂肪でなく「脂肪細胞」が悪い
血中の中性脂肪を保管する場所として脂肪細胞があります。内臓の周りにある内臓脂肪や皮下にあるのが皮下脂肪といわれるところに脂肪細胞があります。
脂肪細胞は普段はおとなしく良い働きをしていますが、過剰な脂肪細胞はおとなしかった人が堪忍袋の緒が切れたごとく、突然に悪さをするようになります。
脂肪細胞の良いところ
体のエネルギー源として脂肪を貯め体温などのエネルギーを供給する役目や、内臓を守るためのクッションの役割をしています。
脂肪細胞の悪いところ
過剰となった脂肪細胞は、血圧をあげる物質(アンギオテンシノーゲン)、血栓を作る物質(PAI-1)、血糖を上昇させる物質(レジスチン)など生活習慣病を悪化させる物質を突如分泌し始めるのです。そのため、検査数値が急激に悪くなり、体の調子も悪くなってしまうケースが多いのです。そのため、医師の方は、この脂肪細胞を減らすために「痩せなさい」というわけです。どのような薬よりも食事や運動によって痩せることが一番の妙薬となるわけです。
