店舗ブログ
BLOG
カテゴリー
検査値はこう見る!
2025.12.27
肥満なのに中性脂肪値が低い
肥満の場合、一般的には中性脂肪値も高い方が多いのですが、肥満にもかかわらず中性脂肪がずっと低い方がいらっしゃいます。「中性脂肪低いからまだまだ甘いものや油ものを食べても大丈夫!」と思っている方も多いようですが、必ずしも安心できる場合だけではありません。
比較的問題ないケース
運動をしている方
見た目は肥満でも、いわゆる「メタボではない肥満」に該当する方
内臓脂肪より皮下脂肪肥満である方
貯金でいうと、皮下脂肪は定期預金(すぐに引き出せない)、内臓脂肪は普通預金(すぐに引き出せる)タイプです。そのため、脂肪が内臓脂肪にはなく皮下脂肪にある場合。
食事の脂質・糖質摂取量が少ない方
肥満は必ずしも過剰な脂質や糖質を摂っていると限りません。遺伝的に肥満の方もいらっしゃいます。炭水化物や砂糖、アルコール摂取が少ない人では肝臓で中性脂肪が作られないため、中性脂肪値は低くなります。
注意が必要なケース
代謝が悪い人
明らかな内臓脂肪型肥満にもかかわらず中性脂肪が低い場合には代謝が悪いことが考えられます。つまり脂肪が内臓脂肪から分離せず血中に出てこない場合です。内臓脂肪が溜まるばかりで過剰となった内臓脂肪から血圧上昇物質や血栓形成物質、血糖上昇物質が出てきてしまうため危険なタイプです。
このような場合には、1に運動、2に炭水化物(甘いもの)、脂肪の多い食事を制限、3に半身浴(ぬるめのお湯で20分以上お風呂でつかる)などで代謝を促進させるようにしましょう。


