あおいメディカル健康ナビ
2026.8.1

自覚なき「夏の冷え」から体を守る!夏バテ予防のポイント

8月に入り、厳しい暑さが続いていますね。熱中症対策が欠かせない時期ですが、あおいメディカルから今月皆様にお伝えしたいもう一つの重要テーマが「夏の冷え」です。

実は、夏バテなどの様々な不調の裏には「冷え」がひそんでいるにもかかわらず、夏という季節柄、ご本人が自覚していないケースが非常に多いのです。

❄️ 気づきにくい「隠れ冷え症」チェック

自分が「隠れ冷え症」かどうかを見つけるポイントは、「温めることで心地よいか?」です 。 お風呂に入るなど、体を温めたりして症状が楽になるなら、それは「冷え」が原因と考えられます。また、スーパーの冷凍食品売り場など、冷気に当たると具合が悪くなるかどうかも、冷えを見極める分かりやすい判断基準になります。

🩸 なぜ夏に「内臓」が冷えるのか?

夏は汗をかきやすくするために、血液は体の表面に集まりやすくなります 。そのため、内臓は虚血状態(血液が不足した状態)になりやすいのです。そこに冷たい飲食を摂取することで、さらに内臓は冷えやすくなってしまいます。

【夏の冷えを招く6つの原因】

日常生活に潜む以下のポイントに気をつけましょう。

  • 冷房:自律神経の乱れと血行不良を引き起こします。
  • 冷たい飲食物:胃腸の機能が低下し、「内臓冷え」に繋がりま 。
  • 運動不足:筋肉量の低下により、体の熱産生が低下します。
  • 薄着・素足:肌の露出により、体表から熱が放散されます。
  • 食生活の乱れ:栄養不足によって血流が滞ります。
  • シャワーのみの入浴:芯から温まらない入浴習慣も冷えの原因です。

🌀 「夏バテ」へ繋がる悪循環

屋外の猛暑と室内の冷房による激しい温度差(5℃以上)を行き来することで、体温調節を担う自律神経が乱れ、手足の血管が収縮し血行不良が起こります。

さらに、氷入りの飲み物や冷たい麺類は、胃腸を一気に冷やします。実は、15℃の冷水でも胃の働きは低下してしまいます。体は冷えた内容物を37℃に温めようとして余計なエネルギーを消耗し、消化酵素の働きも弱まるため、結果的に食欲不振や夏バテへとつながってしまうのです。

💡ワンポイントアドバイス!

  • 胃腸の調子が崩れがちな方へ 冷たいお飲み物やアイス、そうめんなどが続いていませんか?冷たいもので胃腸が冷えきり、消化する力が落ちていることが原因かもしれません。飲み物を少し常温のお水に変えたり、温かいスープを足したりしてみてください。
  • 朝起きると体がだるい・眠りが浅い方へ 夜中、クーラーが寒くて目が覚めることはありませんか?脳が「寒い」と感じると、体が緊張状態になって深く眠れなくなってしまいます。寝る時は風が直接体に当たらないように工夫し、寝る前に少しだけ湯船に浸かって体を温めると、ぐっすり眠りやすくなりますよ。

まだまだ暑い日が続きますが、体を冷やしすぎない工夫を取り入れて、元気に夏を乗り切りましょう!健康や生活習慣について気になることがあれば、いつでもあおいメディカルの薬剤師にご相談ください。