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アルブミン(Alb)ってなに?
血液検査の結果が返ってきたとき、コレステロールや血糖値は気にするけれど、その他の項目はよくわからない……という方は多いのではないでしょうか?
今回のテーマは「アルブミン(Alb)」です。 実はこのアルブミン、私たちの「栄養状態」や「体の元気度」を知るための、とっても重要なバロメーターなんです!
アルブミンってそもそも何?
アルブミンは、血液の中にある「タンパク質」の一種です。 私たちが食事でお肉や魚、大豆などを食べて取り入れたタンパク質を材料にして、「肝臓」で作られます。
血液中に含まれるタンパク質のうち、約60%を占める一番メジャーな存在です。
アルブミンが体の中でしている2つの大仕事
アルブミンは、血液の中を流れながら主に2つの重要な働きをしています。
1. 血液中の「タクシー」として働く
アルブミンは、体に必要なホルモンやビタミン、さらにはお薬などを乗せて、血液に乗って全身の必要な場所へと運んでくれます。アルブミンが少ないと、このタクシーが不足してしまい、栄養やお薬がうまく運ばれなくなってしまいます。
2. 水分を血管の中に引き留める「スポンジ」として働く
血液の中にはたくさんの水分が含まれていますが、水分は放っておくと血管の壁から外へと漏れ出してしまいます。アルブミンは、この水分を血管の中にギュッと引き留めておく力(浸透圧といいます)を持っています。

アルブミンの数値が低いとどうなるの?
一般的な基準値としては、「4.0 g/dL 以上」あれば安心と言われています(ご年齢や状態によって基準は少し異なります)。 もし、このアルブミンが少なくなってしまうと、体にこんなサインが現れることがあります。
- むくみ(浮腫)が出やすくなる スポンジ役のアルブミンが減ることで、血管の中に水分を引き留められなくなり、血管の外に水分が漏れ出してしまいます。これが「むくみ」の原因の一つです。
- 栄養不足・体力の低下 十分な食事がとれていなかったり、お肉や魚などのタンパク質が不足していると数値が下がります。特にご高齢の方の場合、「粗食」が続いてアルブミンが下がり、免疫力が落ちてしまうことがよくあります。
- お薬が効きすぎることがある 一部のお薬は、タクシー役のアルブミンに乗って運ばれます。アルブミンが少ないと、タクシーに乗れないお薬が血液中に増えてしまい、想定よりもお薬が強く効きすぎてしまう(副作用が出やすくなる)ことがあります。
アルブミンをしっかり保つためには?
アルブミンを高く保つための基本は、「良質なタンパク質」を毎日の食事でしっかりとることです。
- 肉類、魚類
- 卵
- 大豆製品(豆腐、納豆など)
- 乳製品
「最近あまりお肉を食べていないな」「うどんやパンだけで食事を済ませることが多いな」という方は、ぜひ意識してタンパク質をメニューに加えてみてくださいね。
アルブミン(Alb)は、あなたの「栄養状態」を教えてくれる大切なサインです。 次回の血液検査では、ぜひこの「アルブミン」の項目もチェックしてみてください! 検査結果やお薬のことで、わからないことや不安なことがありましたら、いつでもあおいメディカルのスタッフにお気軽にご相談くださいね。