あおいメディカル健康ナビ
2026.5.1

連休明けのダルさは五月病?「時差ボケ」と初夏のからだ対策

5月に入りました!日中は汗ばむような陽気の日も増えてきましたね。
ゴールデンウィーク。楽しんだ後に連休の疲れが抜けず、「朝起きるのが辛い」「なんとなく気分が落ち込む」「体がだるい」といった不調を感じる方も毎年多くいらっしゃいます。

よく「五月病」と呼ばれるこの症状ですが、実は単なる気持ちの問題ではありません。医学的な視点で見ると、「生活リズムのズレ」と「急激な気候の変化」が体に大きな負担をかけているサインなのです。

今回は、5月に起こりやすい不調の正体と、今日からできる初夏のからだメンテナンスについて解説します!

そのダルさ、「社会的時差ボケ」かもしれません

連休明けに体がだるくなる最大の原因は、お休み中の夜更かしや朝寝坊による「体内時計のズレ」です。

医学や睡眠の分野では、休日と平日の睡眠スケジュールのズレを「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)」と呼びます。海外旅行に行ったわけでもないのに、体の中では時差ボケと同じような状態が起きており、これが自律神経やホルモンバランスを乱し、強い倦怠感や集中力の低下を引き起こします。

【対策のヒント!】 体内時計をリセットするには、「朝の光」が最も効果的です。 まずは朝起きたらカーテンを開け、しっかりと太陽の光を浴びましょう。また、お休みの日であっても、平日との起床時間のズレを「2時間以内」に抑えることが、ソーシャル・ジェットラグを防ぐ重要なポイントです。

5月から要注意!「隠れ熱中症」を防ぐための汗かく練習

「熱中症は真夏のもの」と思っていませんか?実は、5月は熱中症で救急搬送される方が急増する要注意の時期です。

5月は急に気温が上がる日が増えますが、私たちの体はまだ夏の暑さに慣れておらず、上手に汗をかいて体温を下げることができません。この状態を放置すると、体に熱がこもり「隠れ熱中症」を引き起こしやすくなります。

【対策のヒント】 今の時期から、体を暑さに慣れさせる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を始めましょう。 ウォーキングなどの軽い運動でじんわり汗をかいたり、シャワーで済ませずに湯船に浸かってしっかり温まったりと、「意図的に汗をかく習慣」をつけることが大切です。体が上手に汗をかけるようになるには約2週間かかると言われているため、早めの対策が夏本番の体を守ります。

ピークは5月!「紫外線A波(UVA)」から肌を守る

初夏の健康管理でもう一つ忘れてはいけないのが、紫外線対策です。

紫外線には種類がありますが、肌の奥(真皮)まで届き、シワやたるみなどの「光老化」を引き起こす原因となるUVA(紫外線A波)は、真夏ではなく5月にピークを迎えます。まだ涼しいからといって油断していると、肌のバリア機能が気づかないうちにダメージを受けてしまいます。

【対策のヒント!】 外出時は日焼け止めを塗る、帽子や日傘を使うといった外側のケアはもちろん、「内側からのケア」も意識しましょう。 トマト、ピーマン、ブロッコリーなど、抗酸化作用の高いビタミンCやビタミンEを含む食材を積極的に摂ることで、紫外線ダメージから体を守る力をサポートできます。